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理科ハウスで起こるさまざまなできごと。

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2024年4月21日(日) (NO.1173)


カラス先生とカラスの観察会@池子の森



松原始先生に会いたい!

その一念で企画した観察会。

そう思うのは私だけではありませんでした。

観察会の案内を告知してすぐに満席になり、キャンセル待ちになるほどの人気ぶり。

雨予報だった当日は、みんなの思いがかなって「晴れ」の一日になりました。


スタートしてすぐに「あそこに古いカラスの巣がありますよ」と松原先生。



ハシブトガラスは今ちょうど繁殖期。巣作りしているペアもいました。


突然「あ、にらまれた」とすーっと目をそらす松原先生。

繁殖期のカラスは、縄張りを持っていて攻撃的なのです。


こちらは縄張りを持たない若いカラスたち。

実はこの中にもペアが生まれているのとこと。「ほら、今オスがメスにちょっかい出しましたよ」って、え?どうしてわかるの!?


地面にへばりつき、カラスが何をつついていたのかを調べる松原先生。



身近に見られるカラスには、ハシブトガラスとハシボソガラスの2種類がいます。

いずれも嘴の形と大きさで区別しますが、飛んでいるときにハシブトかハシボソかどうやって見分けるのでしょう。

ハシボソの方が羽ばたきが激しいとのことですが、「でも上昇するときはハシブトでも激しくはばたきますからね」と松原先生。

また、オスとメスはどうやって見分けるのでしょう。

一般にオスの方が体が大きいとのことですが、「でも体の小さいオスや体の大きいメスもいますもんね」と松原先生。

いちいち納得です。


また、頭がでっぱっているのがハシブトでなだらかなのがハシボソですが、頭骨を見ると頭のカーブは同じ。

嘴の太さも外から見るとハシブトの方が大きいのですが、口の中の容積は変わらないことも教えていただきました。



木の枝で騒がしく鳴くカラスを発見。



カラスの鳴き真似をして、カラスを呼び寄せる松原先生。コツはお腹から声を出すこと。



そして本当に、ハシブトガラスから返事が返ってきた!


カラスのペリットを見つけて、アオオサムシの頭を見つける松原先生。



こうなると、カラスを観ているのか先生を観ているのか分からなくなります笑。

でも、先生はいつもカラス目線。

そしてその視点に立つと、自然環境や人間のふるまいが見えてくるから不思議です。


「巣が互いに近くにあることから推測すると、どうやら池子の森はカラスにとって棲みやすいところのようですね」とのこと。

巣を作りやすい高木もあって、植物の種や小動物などの食べ物もあって、捕食する猛禽類もそれなりにいて、いじわるする人間もいなくて、カラスにとってはそこそこ居心地のよい場所なのかもしれません。


最後はお決まりのサイン会。



終わった後も参加者のみなさんが「楽しかった!」を連発していました!

松原先生、充実した観察会をありがとうございました。


理科ハウスでは年間通して拾ったカラスのペリットを展示しています。久木にお住まいのSさんのコレクションです。


カラスがどの季節に何を口にしたかがわかります。ぜひ見にきてください。

理科ハウス 山浦 安曇・森 裕美子

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2024年4月8日(火) (NO.1172)


シン・プラネタリウム終了


2カ月間のシン・プラネタリウムも今日でおしまいです。

今年は投影機を新調したので、グレードアップしたプラネタリウムを体験していただくことができたのではないかと思います。

閉ざされた空間は、現実世界からちょっと離れることのできる異世界でした。

たくさんの宇宙に触れてほしいと思い、毎週テーマを変えておしゃべりしました。

どのテーマも欠かさず体験してくれた新中学生がいたのはとてもうれしかったです。

最後には自分で一等星を見つけることができるようになっていました。



私が楽しんだのはドーム内での「早押しクイズ」の問題を考えることでした。

暗闇に眼が慣れるまでの余興です。

宇宙クイズをたくさん用意しておき、相手によって変えてみました。

答えを聞いて、「へぇー」っとびっくりしてくれたり、「それは知らんかった」と言ってもらえるように工夫しました。

毎日のみなさんの反応を参考にして、次の日の問題を作れたのはよかったかな。


今年、残念だったのは実際の天気が星を見るには悪かったことでした。

曇りや雨続きで星を見る事ができた日は数日しかありませんでした。

こんなに星が見えない冬はめずらしかったのではないでしょうか。

来年はどうかな。

誰かといっしょに星を見られるといいですね。

また来年のプラネタリウムを楽しみにしててください。


理科ハウス 森 裕美子

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2024年3月20日(水) (NO.1171)


石原純の文章が大学入試問題に!


大学の合格を報告に来てくれたFさん。

「国語のテストで石原純の文章が出ててびっくりでした」

「えーっ? 何それ」

「『永遠への理想』とかっていう題やった」

それであわてて石原純コーナーの本棚を探してみたら、ありました!



Fさんは感慨深げに本をめくって、

「問題になったのは、ここらへん」と言って教えてくれました。


Fさんは中学受験のときも、理科ハウスにおいてあった手回し計算機が数学の問題に出てたって報告してくれたよね。

「なんか理科ハウスと縁があるなあ」

ほんとに! そう思ってくれてうれしいよ。

大学は遠くなるけど、帰省したらまた遊びに来てね。

夢に向かって大学生活を送ってください。

理科ハウス 森 裕美子

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2024年3月16日(土) (NO.1170)


水星の観察


シン・プラネタリウムでは、ドームに入る前にこれまでどんな星をみたことがあるかをみなさんに聞いています。

惑星の中では、金星・木星・火星がだんとつ。そして土星。

これらの星は肉眼で見やすいからですね。


一方、水星を見たことがある人はほとんどいません。

それもそのはず、太陽に一番近い惑星ですから、日の入後または日の出前の空を観察しなければならないので、難易度が高いのです。

そして高度が低いので場所によってはさらに観察は難しくなります。


実は今、水星がいい条件で見られる好期なのです!

今日はプラネタリウムを見にきてくださった中学理科の先生と、水星を観察しようということになりました。

閉館後に屋上に上ります。

星アプリで方向は定まったのですが、そこには何も見えません。

少し靄がかかっていたので、やはり今日は条件が悪かったかとあきらめかけたところ、

「あった!」と館長。

西の空の低いところに、うっすらと光るものが!

双眼鏡で見るとさらにはっきり見えました。


あれが太陽に一番近い星。金星を挟んで、ここが地球!

太陽系を感じるなあ!

やっぱり生で観ると臨場感が半端ないですね。


やったあ!とガッツポーズをしているその頭上を、ISSが通過していきました。

水星は3月下旬までが観測好期です。その後は太陽に近くなり観測が困難になります。

みなさんもこの機会に水星観察に挑戦してみてください!

理科ハウス 山浦 安曇

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2024年3月15日(金) (NO.1169)


キャリアフェスティバル


キャリアフェスティバルとは、市内の中学校で行なわれているキャリア教育イベントのひとつ。

昨年11月のH中学校でのキャリアフェスティバルに続き、今日はN中学校に行ってきました。

体育館に30事業所のブースが並び、中学生がブースを回りながら職業人との対話を行ないます。


前回同様、行ったことがある博物館・科学館を聞いてみました。



「大英博物館!」―観光で行きました。壺とかすごかった。

「日本科学未来館」―小学生のとき社会見学で行きました。

みんないい体験しているね。

でも一度だけではなく何回でも行ってほしいな。今なら前に行ったときには気づかなかったところを発見できるかもしれない。

行けば行くほど自分の成長を感じられる場所、それが博物館だから。

  


  

理科ハウスもそんな場所です。

博物館・科学館にはなじみがない人も、一度は来てほしいです。

理科ハウス 山浦 安曇

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2024年3月10日(日) (NO.1168)


卒論の生解説


春が待ち遠しくて外出したいですよね。

そのせいかわからないけど、先月は少なめだった来館者数も3月になって増えています。

4年ぶりのプラネタリウムも今月末で終わっちゃうので、ぜひぜひ体験しに来てもたいたいです。


そんな中、受験が終わったり、進路先が決まったりで報告に来てくれる人達がいます。

今日は大学院に進路が決まったTさんが来てくれました。


早速、卒論の話になりました。

テーマは「バリオン数生成」。

難しくてついていくのがたいへん!

なんせ素粒子「マヨロン」の話だったので。


だけどTさんは、図に描きながら「初期の宇宙について」、一生懸命丁寧に説明してくれました。



ちょうど来館していた生物系の大学生、中学生もいっしょに話を聞きました。

こんな交流なかなかできないよね。

小学生のころから研究者をめざしていたTさん。

いつかTさんを講師に招いてサイエンスレクチャーをしたいな。

理科ハウス 森 裕美子

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2024年3月4日(月) (NO.1167)


3年ぶりの再会


「こんにちは~。わかります~?」

と言って入ってきた女子5人組。

なんと、池子小学校の同級生ではないですか!

高校を卒業し、それぞれの進路が決まった(決まりそう)とのことで遊びにきてくれたのです。

彼女たちも会うのが3年ぶりだとか。


「そういえば3年前の春、高校入学が決まったとき、理科ハウスでミョウバンの結晶つくったよね」

その結晶は、そのまま理科ハウスで預かって育てていたのです。

3年ぶりに会う、自分の結晶。

そして結晶には、それぞれへのメッセージが書かれたタグが寄せ書きのようについていました。

結晶のタイムカプセル!



3年前の自分と向き合い、共に過ごした友だちと今居られる幸せをかみしめているようでした。

それは私達も同じ。

再会の場所を理科ハウスにしてくれたのが何よりも嬉しい私たちでした。

理科ハウス 山浦 安曇

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2024年2月29日(木) (NO.1166)


今日の生きもの1月~2月編まとめ


ひとつの生きものをじっくり観察するコーナー。


1月は、アケビコノハ。

どこから見ても枯れ葉。アケビコノハを見にわざわざ来館する人も!

Aさん提供。



2月1週目は、イセリアカイガラムシ。

オーストラリア原産の外来種。

ミカンなどの柑橘類につくいわゆる害虫で、日本には明治時代に侵入しました。

原産地の天敵、ベダリアテントウが導入されて数が少なくなったといいますが、この時期よく見かけます。

逆にベダリアテントウは見たことがありません。



2月2~3週目は、ハリガネムシ。

この時期、ちょっとした水たまりでよく見つかります。

名前は聞いたことがあるけど、実際に見たのは初めてという人も。

Tさん提供。



2月4週目は、オオミジンコ。

Daphnia magna ダフニアマグナという学名の通り、最大で5mm程に成長する大型のミジンコ。

外来種なので、観察用として飼育しています。

餌はスピルリナをあげています。

Nさん提供。



理科ハウス 山浦 安曇

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2024年2月17日(金) (NO.1165)


卒論の生解説


中高生は試験前or試験中でぜんぜん来ないなあ、なんて言ってたら、

大学生二人がやってきました。

学校はもう休みになったとのこと、旧知の間柄の二人で話がはずみました。


「卒論は終わりました」というので、

どんな内容なのか聞いたら、今から説明してくれると言うではありませんか。



一人は、コンピュータのCPUのスケジューラーについて、

もう一人は、『未来学』と大阪万博の関連研究。

あまりにも専門的な内容なので、聞いてわかるかなあと思ったけど、

とても上手く解説してくれました!

コンピュータ関連の話を、知識がない人に伝えるのはしんどいと思うけど

ちゃんと私たちでもわかった!(わかった気にさせてくれた?)

伝える技術を持っていることがすごいと思いました。


そして、未来学と万博。

全く関係がないように見えるのに多いに関係してたー!

「大阪万博なら、覚えてるぞー」と当時の市民としてたくさん語ってしまいました!


二人ともそんな研究してたのか、と感心しきり。

成長した二人を見てると感慨ひとしおでした!

あー、いい一日でしたわー。

理科ハウス 森 裕美子

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2024年2月16日(金) (NO.1164)


湘南ビーチFMに出演


今日は湘南ビーチFMに登場させてもらいました。



パーソナリティーは晋藤はるみさんです。

前日に理科ハウスを訪ねてくださった晋藤さんは何を見ても楽しんでくれました。

それで私たちもスイッチが入ってしまって、

プラネタリウムだけでなく、他の展示も次々に紹介してしまいました。

湘南ビーチFMは以前は葉山にありましたが、

今は理科ハウスとは目と鼻の先、信号を渡ったところにあります。

地域の情報を流してくださるのでありがたいですね。

聞いてくださった方が理科ハウスを体験してくれたらいいなあ。

理科ハウス 森 裕美子

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2024年2月4日(土) (NO.1163)


シン・プラネタリウム!


いよいよ4年ぶりのプラネタリウムが始まりました。

毎年やっていた星の解説は、コロナ禍の間はできませんでした。

ドームの中の換気が充分できなかったからです。


さて、ドームを建てるのも4年ぶりなので、体力がもつか、初日に間に合うか不安でいっぱい。

そこへ友人のSさんとAさんが「手伝うよ-」とかけつけてくれました!

おかげで1日で完成することができました。

Sさん、Aさんありがとう!


机を8角形に並べて、その上にドームを組み立てていきます。


ドーム内は高さ2.5メートル。10人は入れます。


外側を黒ビニールと暗幕で覆って、暗黒ドームの完成!


初日は天気が悪かったのですが、天文同好会に入っているという高校生が来てくれました。

久しぶりの解説は上手にできるのかちょっと不安でしたが、やってみると20分はあっという間でした。

毎回テーマを決めてやるので何回も違う話を聞くことができますよ。ぜひ体験しに来てください!

理科ハウス 森 裕美子 山浦 安曇

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2024年1月30日(日) (NO.1162)


ピカピカになりました


昨日と今日は床の工事を行いました!

16年使った床は、見た目にはそれほどでもなかったかもしれませんが、

毎日見ている私たちにはとても汚れていました。

しかもところどころでささくれができかけていて、

これでは足の裏が怪我してしまうかもと、とても気になっていました。

修理をするには費用がかかります。

思案していたところ、このたびたくさんの寄付をいただけることになり、実現することができました!

一階の床は見違えるようにきれいになりました。



私たちも新しい気持ちでがんばります!

理科ハウス 森 裕美子

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2024年1月28日(日) (NO.1161)


理科実験おたすけ隊企画 露木和男先生の講演会


今日は理科実験おたすけ隊さん主催の講演会が行われました。

お話してくださったのは、露木和男先生。

テーマは、「センス・オブ・ワンダーを子どもたちに」です。



露木和男先生と言えば、理科教員ならだれでも知っている有名な先生。

「やさしさの教育」を実践し、理科教員養成にも力を入れていらっしゃいます。



「やさしさ」とは、私たちの存在が無数のつながりによって成り立っているということに気がつくこと。

「すべての存在に思いを馳せ、目に見えないつながりを見ようとすること、それが本当のやさしさです」と先生は言います。

先生は鞄から植物の種や葉を取り出し、いろいろな自然遊びを紹介してくれました。


(脱皮の様子を「球羊羹」を使って説明する露木先生)


自然物を手にして語る先生のまなざしのなんと優しいことか。

人間性あふれるその姿勢に、感動してしまいました!


露木和男先生、楽しいお話をありがとうございました。


今回のように、理科教育普及活動をしている方がイベントや講演会を行う場所として、理科ハウスを使うこともできます(要予約・有料)

お気軽にお問い合わせください。

理科ハウス 森 裕美子・山浦 安曇

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2024年1月21日(日) (NO.1160)


サイエンスレクチャー「謎だらけの海洋生物」

三宅裕志さん(北里大学)×渡部舞さん(新江ノ島水族館)



今日はサイエンスレクチャー『謎だらけの海洋生物』を行いました。

まずお話してくださったのは有人深海調査船で深海に何度も行っている北里大学海洋生命科学部教授の三宅裕志さん。

深海生物の特徴を次々に解説してくださいました。

私たちは深海の様子がなかなか想像できません。

赤い光は届かない、圧力が高い、塩分が高い、など。

海は私たちの近くにあるけれど、めちゃくちゃ研究しにくいところ。人間にとって深海は宇宙よりも遠い場所と言えるでしょう。



そして、深海には餌も少ないのです。

そこで生きている魚は食べるものを見つけたらすぐに食べられるように、口が大きかったり目が大きかったりしています。

自分の影ができると敵に気づかれてしまうので、影ができないように銀色をしている魚もいます。

「オオクチホシエソ」という魚は、目の近くに赤く光るところがあって、まるで自分用の懐中電灯を持っているみたいになっています。


頭のところが透明になっているので有名な「デメニギス」の目は、上にいる生物の影を見るため普段上を向いていますが、

餌を食べるときは、前を向くようになってるそうです。

なんかかっこいい!

深海で生き残るための戦略は、めちゃくちゃ機能的でした。



意外だったのは、深海が厳しい条件にあるからこそ、そこで生き残るための独特の戦略が生まれ、かえって多様性が生じているということ。

逆に熱水噴出口付近では、噴出する化学物質に依存する生物の活動が活発になるが、その生物相は単調になるのですね。

彼らの巧妙な戦略を知るには、自分で飼って研究するのが大事と三宅先生。

「残念な生きもの」なんかいないよ!との言葉に納得です。


後半は新江ノ島水族館の渡部舞さんです。

実は渡部さんは大学生のとき、三宅先生に師事していました。

現在は水族館でクラゲの担当をしています。



まずは、クラゲとは何をさすのか、どういう一生を過ごすのか、寿命はあるのかなど「クラゲの基本」について解説してくれました。

ある程度は知っているつもりだったけど、あらためてクラゲって不思議な生きものだなあと実感。

そこへ突然「ミズクラゲの絵を描いてください」とのお題がでました!

全員に紙が配られ、お絵かきタイム。

「眼も描いてね」と言われて、そんなのあったっけ?と思ったのは私だけではないよね(笑)



参加者の描いたいろいろ?なミズクラゲを見ながら、舞さんの解説が始まります。

眼点や腕、生殖巣、ポリプやエフィラの説明をしてくれました。

絵を描いた後だったので、解説がとても印象に残ります。



次にえのすいに行ったときには、クラゲファンタジーホールでオスとメスを見分けたり、生殖巣の数を数えたり、マニアックな見方ができそう!

そしてえのすいには「毎日クラゲ採集」という展示コーナーがあるんですって。今すぐにでも見に行きたいですね!



実は渡部舞さんは小さいころから水族館フリーク。

中学2年生のとき「もっと魅せます水族館!」という水族館カフェを自ら企画、司会進行も務めました。



その後「水族館の人になりたい」という夢を追い続けて、本当に夢を実現させた舞さん。

10年後に講師として戻ってきてくれるなんて!

今日は、当時講師として来てくださった新江ノ島水族館の北島円さんと笠川宏子さんもかけつけてくれました。


前回もそうでしたが、今回も先生とのやりとりがとっても活発でした。

頭の中に?が出たら、即質問! 意見があったら、その場でぐいぐい発言。

この理科ハウススタイルが定着しているのがとても嬉しいです。


そして、大好評だったベイビーズブレスさんの差し入れ「ミズクラゲクッキー」


ちゃんと生殖巣もある! 瀬田さんありがとうございました。

今回のイベントは、逗子葉山経済新聞に事前に取材していただきました。丁寧な記事をありがとうございました。

逗子葉山経済新聞2024.1.15に掲載

理科ハウス 森 裕美子・山浦 安曇

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2024年1月13日(土) (NO.1159)


石が気になってしょうがない



「三浦半島はどこからきたのか」を見たら、その後「石」がとても気になってしかたがないの!

先日、生解説を聞いたSさんが、再び来館してくれました。

それまでなにげなく庭に置いてあった石たちに目がとまるようになり、

ふとこれらの石が一体どこから来たのか、名前はあるのか知りたくなったというのです。

それだけでなく、横須賀市自然・人文博物館にも足を運んで地質の展示も見てきたというのですから、

Sさんの「行動変容」に感動してしまいました。

いやー本当に素晴らしい。

これまで見えていなかったものが見えてきた、というSさんの言葉に象徴されるように、

世界を見る解像度が上がったといえるでしょう。

「花や木を楽しむように、石にも親しめるようになった」とSさん。

理科ハウスでの体験が、世界を広げるきっかけになったとしたら嬉しいです。

理科ハウス 山浦 安曇

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2024年1月5日(金) (NO.1158)


明けましておめでとうございます



明けましておめでとうございます。

年頭から大地震や飛行機事故が起こり、ニュースに釘付けとなりました。

世界の戦争もまだ続いていて悲しいですね。

どんな政権であろうと戦争だけは起こせないようにできないものでしょうか。

今年こそはなんとしてでも終結してもらいたいです。

理科ハウスは今年、リニューアルしてから5年目となります。

まだ発表できませんが、ビッグなイベントを計画しているんよ。

決まったらお知らせするので、どうぞお楽しみに!!

理科ハウス 森 裕美子

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