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理科ハウスで起こるさまざまなできごと。

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2022年5月16日(月) (NO.1063)


14回目のお誕生日


今年もこの日がやってきました。

続けていれば必ず来るお誕生日。

14回目です!


前日に、Mさんが素敵なお花を持ってきてくださいました!



そして、ウクレレを持って毎年祝ってくださるYさん!



「ハッピバースディ~トゥユー~」という美しい声が、

理科ハウスの室内に何とも優しい空気を作り出します。


そのときちょうど来館していた元理科教師の方が、

「理科ハウスは面白いことが起こる。NHKのドキュメント72時間で放送してもらえばいいのに」

と言っていました。

これには笑っちゃいましたが、

たくさんの人にこの楽しさを伝えるにはどうしたらいいんでしょう。


ずっと新型コロナ感染のせいで、「来館してください」を大声で言えませんでした。

博物館にとってこんなつらい状況はないですね。

そのせいで、理科ハウスが中学生以上を対象にした科学館に変ったこともまだご存知でない方が多いのです。


初めて理科ハウスを体験、という方はめっきり少なくなっています。

コミュニケーション不足になってしまっていた2年半をこれからは取り戻さないと。

今年の夏休みは頑張りますよ!

いつも元気をくれるYさん、忘れないで応援してくれるMさん、ありがとう!

理科ハウス 森 裕美子

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2022年5月11日(水) (NO.1062)


ちっちゃい生きもの


「メダカが卵を産んだのよ。飼わない?」

と言ってもってきてくれたのは、近所の金子歯科さん。



金子歯科さんは生きものがお好きで、魚から昆虫までいろいろものを飼育しています。

これまでもヤモリを持ってきてくれたことがあります。


生きものの話をするのは楽しいし、なにより近所の方が「理科ハウスに持っていこう!」と思ってくださるのが嬉しいですね。

というわけで、飼育コーナーがにぎやかになりました。


まずは、横須賀高校からお預かりしているトウキョウサンショウウオ。



Nさんからいただいたタイリクミジンコとミドリムシ。

どれもちっちゃいものばかり!

餌やりにも温度管理にも気をつかいます。


ところで、金子歯科さんのヤモリは、理科ハウス内で放し飼いにしています。

先日は地球儀の下で寝てました。

金子ヤモリさんはあなたのすぐそばにいるかも。

見つけてもそっとしておいてあげてくださいね(笑)

理科ハウス 山浦 安曇

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2022年5月3日(火) (NO.1061)


池子の森自然情報


理科ハウスのエントランス掲示板、「池子の森の自然情報」ボード。



今ちょうど見られる生きもの情報を紹介しています。

そしてこれを更新するたびに、理科ハウス公式インスタグラムにもアップしています。


はじめのうちは反応が薄かったのですが、

最近、見てくれる人が増え始めました!

「これがあれば池子の森を歩くのが楽しくなりそう」

「今、スマホを見ながら、池子の森の中を歩いていますよ~」

とメッセージをくれる人も。


インスタグラムは、リアルタイムで発信できるところがいいですね。

自然は1週間でずいぶんと変化するので、毎週のように新しい発見があります。


先日、来館した方が「池子の森に行ったら、情報ボードと同じ所にカワセミがいました!」と報告してくれました。

池子ボードが活用されていて嬉しい!

皆さんも理科ハウス公式インスタグラムをフォローしてください。

今、初夏の緑の中で、オオルリとキビタキに出会えますよ。

理科ハウス 山浦 安曇

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2022年4月17日(日) (NO.1060)


再開 その2


「こんにちは~」

「えーっ?○○くん?」

今日も、マスク越し顔当てクイズから始まりました(汗)


高校生になると、背も高くなり雰囲気も大人っぽくなりますから、これはもう蛹から成虫を想像するようなもの。

でも、こうやって少しずつ、みんなが戻ってきてくれて本当に嬉しいです。


この日はもうひとつの再開がありました。

たまたま、彼の小学校時代の同級生が来館したのです。

彼らもまさかの4年ぶり!

こういうことってあるんですね。

ぜんぜん科学的じゃないんですが、なんの力がはたらいているんだろうとか思っちゃいます(笑)。


そして、この日もうひとつ素敵なことが。

ちょうど帰ろうと駐車場に出た方が「虹が出てる!」と教えてくれたのです。

慌てて外にでると、南東方向に見事な虹。

副虹も出てる。



よく見ると、過剰虹も!


今日は、何もかも素晴らしい一日でした。

実験はいっこもやらなかったけど。

理科ハウス 山浦 安曇

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2022年4月16日(土) (NO.1059)


再開 その1


「私、だれだかわかりますか?」

3月28日の日記にも書きましたが、マスク越しの顔あてクイズは難しすぎます!

最近会った人ならいいのですが、数年経つと十代はがらっと変身しますからなおさらです。


理科ハウスでやった思い出の実験の話をしてくれたおかげで、高2になったYさんとRさんだとわかりました!

本当に久しぶり!

彼女たちと知り合ったのは小学生低学年のころですから、もう長い付き合いになります。

コロナで休館していたこともあって、彼女たちも立ち寄るきっかけを失っていたのですね。

近所にあって、ぶらりと立ち寄れてっていうのが理科ハウスのいいところだったのに、

コロナのせいでそれができなかったのは、やはり大きな障害になっていたんだということがわかりました。


話はやはり将来のこと。

不安な気持ち、やりたいこと、じぶん探し・・・。

人体模型をいじりながら、夢を語ってくれました。

理科ハウス 山浦 安曇

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2022年4月4日(月) (NO.1058)


トウキョウサンショウウオがやってきた


トウキョウサンショウウオは、関東地方に生息する両生類。

絶滅危惧Ⅱ類に分類されており、神奈川県では、横須賀市と葉山町にしか見つかっていません。

2019年の調査では卵塊がぐっと少なくなり、このままではいなくなってしまうかもと危惧されていました。

そこで立ち上がったのが、県立横須賀高校の科学部です。


横須賀高校の校庭の脇に流れる水路には毎年春になるとトウキョウサンショウウオが産卵に訪れます。

ところがせっかく生まれた卵も、放っておくとアライグマに食べられてしまいます。

科学部では、卵塊をカウントし、ある程度大きくなるまで生物室で育て、再び現地に戻す保全活動を行っています。


保全活動の効果が現れたのか、今年はものすごい数の産卵があったとのこと。

そこで一部を分けていただき、幼体になるまで理科ハウスで育てることになりました。

毎日観察していると、どんどん形が変わっていきます。

これは、ずっと見ていられる!


陸に上がるギリギリまで育てようと思っています。

彼らの成長ぶりをぜひ見にきてください。

理科ハウス 山浦 安曇

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2022年3月28日(月) (NO.1057)


マスク越しの再開


「僕のこと、わかりますか?」

と尋ねてきた方がいました。

・・・いやー申しわけない、ここ数年、世の中がマスクで覆われているので、最近お会いした方でも認識するのに難儀しているのです。

ましてや5年以上前だとさらに難問・・・。


しかし、「F.Dです。お久しぶりです!」と名のってくれたおかげで、一気に記憶がよみがえりました。

もちろん覚えているよ。忘れるわけないよ。


彼がはじめて理科ハウスに来たのは、小学校高学年のころですから、9年ぶりの再開です。

鳥や昆虫や貝が大好きだったDくん。

今はすっかり成人になって、見違えるほどのりりしさです。

今も自分の得意分野を生かして、自然調査に携わっていると聞き、嬉しくなりました。

彼が今調査している話を聞くうち、9年のブランクはあっという間に埋まりました。



彼はりっぱな自然案内人になっていました!

私たちは彼から教えてもらう側になりました。


春休みということもあって、久しぶりに尋ねてくれる方が増えています。

彼らはかつての理科ハウスとはがらりと変わっていることに驚き、

それでもぜんぜん変わっていない私たちがいることに安心してくれます。


お互いマスク姿だけど、名のってくれればわかるから!

お待ちしています!

理科ハウス 山浦 安曇

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2022年3月21日(月) (NO.1056)


春分ライン


今日は、春分の日です。

影の観察の日です!

2021年9月23日の秋分の日、2021年12月22日の冬至にも影の観察を行いました。

今回も前回とまったく同じように、地面に棒を立て、その先端の影がどのように移動していくのか記録しました。


2021年9月23日秋分の日(黄色ライン)と 2021年12月22日冬至の日(白いライン)



さて、2022年3月21日 春分の日はというと、



ご覧ください! 秋分の日のラインとぴったり合っています!

いや、こうなることはわかっているんですが、

ぴったり重なるところを、実際に見たかったのです!

感動です。

太陽は真東から出て、真西に沈んだのですね。

地球の傾きを感じます。


さて、次は夏至の日です。

太陽高度はどんどん高くなっていきます。

太陽は、真東よりも北寄りに出て、真西よりも北寄りに沈むようになります。


理科ハウスの前を通りかかったら、

棒の影を見てください。

短くなった影に「初夏」を感じることができるでしょう。


理科ハウス 山浦 安曇

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2022年3月15日(火) (NO.1055)


究極の展示


このところ連日、高校3年生のグループの来館が続いています。

ちょうど進学が決まってその報告もかねて来てくれるのです。

どのお顔も安堵と期待に満ち満ちて、まぶしいばかりです!


一方、来年大学受験を控えた高2からは「どうやったら化学式を覚えられる?」などの相談もあったりします。

受験体験者から次の受験生へ、今は情報交換にぴったりの時期でもあるのです。


さて、今ちょっと話題になっている展示があります。



なんと、生で見たことも触ったこともないはずなのに、触った人の99%が秒で正解を言い当てます。

すぐわかっちゃうなんて、展示としては失敗作ですが、逆になんで簡単にわかるんだろう?と不思議でなりません!


実は大分前から中身は、むき出しで置いておいたのですが、

しかしそれほど注目されることはありませんでした。

いたずら心で、上の画像のように隠してみたところ、

たちまち人気展示に!


さらにこの画像をSNSに投稿したところ、「触ってみたい」「気になる~」「臓器ですか?」など次々に反応が寄せられました。

え?触ってもいないのに、画像だけでどうしてそこまで想像できるの?

ますますわけがわからなくなってしまいました。


触っているときのみなさんの表情は、明らかに集中モードです。

頭の中にある情報を高速で引き出している感じです。

ただ置いてあるときには、見向きもしなかったのに。

科学館における展示とは何か、考えさせられました。


理科ハウス 山浦 安曇

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2022年3月5日(土) (NO.1054)


アサリとシジミ、謎の生態に迫る!


先月の「ヤンバルトサカヤスデ大発生の謎に迫る!」オンラインレクチャーに引き続き、

第二回「アサリとシジミ 生態の謎に迫る!」を行いました。



なぜタイワンシジミかと言いますと、理科ハウスのすぐ近くを流れている池子川にタイワンシジミがたくさん生息しているからなのです。

こちら、外来生物です。

一方、源流は同じではありませんが、池子の森自然公園を流れる久木川にはマシジミが生息しています。

こちらは、在来種です。

マシジミは神奈川県内でも生息地は限られていて、池子の森自然公園の自然を特徴づける生物種のひとつとして注目されています。

池子川と久木川はやがて合流し田越川として逗子湾に流れ込みます。



近くにタイワンシジミとマシジミ、うーん嫌な予感しかない・・・。

まずはタイワンシジミの生態を把握しようと、

2020年3月から毎月1回、1年間、タイワンシジミを採取して数をカウントし大きさを計測する調査を行いました。


(報告は「南紀生物」第63巻第2号に掲載)


本日のオンラインレクチャーでは、その調査結果報告と合わせて、また昨今問題になっているアサリ偽装の話についても取り上げました。


シジミもアサリも、食材としてなじみのある生物。

ところが、その増え方についてはほとんどの人が知らないのではないでしょうか。

シジミのなかまの中でも、雌雄同体だったり、雌雄異体だったり。

ましてや「雌雄同体雄性発生」って、カオス。

シジミのオセロとか、ハイブリッドアサリとか、(このあたりは聴いた人にしかわからなくて失礼!))

貝の世界は、ぶっとんでますなあ。


フリートークタイムでは、広島大学で海洋生命を研究しているKさんが登場!

「広島にもいますよ~」と広島のタイワンシジミの画像を見せてくれました。

また、「東京の野川で見たことがあるよー」というTさん、

「タニシぐらいしか見たことがないよー」という淡路島のSさん。

今回も各地からの報告で、画面が賑やかになりました。

みなさま、ご参加ありがとうございました。

葉山しおさい博物館の倉持卓司さん、今回もすべての質問に手際よく応じてくださり感謝です!


タイワンシジミとマシジミは、理科ハウスで展示していますので、興味のある方は見にきてください。

(ヤンバルトサカヤスデも生態展示しています!)


理科ハウス 山浦 安曇

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2022年3月3日(木) (NO.1053)


おもしろ科学史エピソード


寒い寒いと思っていたのに、もう3月です。

我が家の庭の梅は満開になっています。


トップぺージに連載中の「おもしろ科学史エピソード」を書き始めて半年が過ぎました。

日曜日に更新しています。

よくここまで続いているなあと思いますが、実はそれにはわけがあります。

なんと、毎週感想をメールで送ってくださる方がおられるのです。

そして、その感想の感想を送ったりして、やりとりを楽しんでいます。

私にはこれがすごく励みになっているのです。

ありがたいです。

書きたい科学者がまだいるのでもう少し続けるつもりです。

読んでくださるだけでもうれしいです。

どうぞ、お付き合いください。


27回 ラボアジェ 『化学命名法』

26回 平賀源内 『放屁論後編』

25回 デカルト 『方法序説』

24回 岡潔   『私の歩んだ道』

23回 寺田寅彦 『花物語』

22回 南方熊楠 『十二支考 虎』

21回 小柴昌俊 『やれば、できる。』

20回 杉田玄白 『蘭学事始

19回 本多静六 『本多静六自伝 体験八十五年』

18回 ガリレイ 『星界の報告』

17回 ケプラー 『新天文学』

16回 牧野富太郎 『イチョウの精虫』

15回 石原純 『チューリッヒに於けるアインシュタイン教授』

14回 フランクリン 『フランクリン自伝』

13回 ホーキング 『宇宙を知るためのガイド』

12回 湯川秀樹 『アインシュタイン先生の想い出』

11回 アインシュタイン 『相対性理論』

10回 キュリー夫人 『ピエル・キュリー傳』

9回 小平邦彦 『プリンストンだより』

8回 ファラデー 『力と物質』

7回 シュレーディンガー 『生命とは何か』

6回 中谷宇吉郎 『寺田先生の追憶』

5回 朝永振一郎 『科学者の自由な楽園』

4回 ファーブル 『ファーブル昆虫記』

3回 ダーウィン 『ダーウィン先生地球航海記』

2回 益川敏英 『素粒子はおもしろい』

1回 クリック 『熱き探求の日々』


理科ハウス 森 裕美子

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2022年2月21日(月) (NO.1052)


エントランス展示「鳥の羽展」


エントランスの展示を新しくしました。

テーマは、鳥の羽です。



人からいただいたもの、自分たちで拾ったもの、ずっと箱の中にしまってあったのです。

立体感が出るように粘土にさしてみたら、あらま、いい感じ。



ドアを開けて風がはいると、起き上がりこぼしのようにゆらゆら揺れて、勝手に動く展示になっています。


今日は、私の友人が旅の途中や家の周りで拾った鳥の羽を持ってきてくれました。

図鑑で調べて、早速展示に仲間入り。

こうやって、どんどん展示が増えていくといいなあ。

みなさんも、鳥の羽を拾ったら、理科ハウスにお持ちください。

鳥の羽を拾った後は、手を洗うことを忘れずに。

(理科ハウスの展示は洗浄済みです)


理科ハウス 山浦 安曇

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2022年2月12日(土) (NO.1051)


ヤンバルトサカヤスデ大発生の謎に迫りました!


休館対策としてとりあえずやってみたオンラインイベント。

テーマは、ヤスデ。

人を集めるには厳しい生物・・・と思っていたのですが、

ヤスデってこんなに人気あったんだ、というくらいお問い合わせをいただきました!


このイベントは、コロナで従来のような活動できない博物館・科学館がつながって何か有意義なことができないかとの思いから企画したものです。

博物館では、休館中であっても研究活動は続いています。

そこで、葉山しおさい博物館の潮騒だより(No.31)に掲載されたばかりの「三浦半島における外来生物ヤンバルトサカヤスデの侵入と分布」をテーマにとりあげることにしました。

なぜなら、この調査に理科ハウスの山浦もちょこっとお手伝いさせていただいたからです。


発表者は、葉山しおさい博物館の倉持卓司さん。



みっちり30分間、ヤスデづくし。

フリートークの時間には、沖縄慶良間諸島のビジターセンターにいらっしゃる村石さんが登場! 現地のヤスデの様子を伝えていただきました。

リモートだからこその、サプライズです。

さらに、横須賀市自然・人文博物館の学芸員さんや日本自然保護協会の方もトークに参戦、いやはやすごいメンバーだなと興奮してしまいました。

内容はかなり専門的だったのに、チャットにはどんどん意見や質問が投げ込まれ、時間が足りなくなるほど。

特に中学生や高校生が積極的に加わってくれたのが良かったですね。

こういう自由でフラットな科学対話の場が創出できないかと以前から思っていたのですが、今回それがさくっと実現できてしまったのです。

また、介護などでなかなか外に出られない方からは、こういうの次も参加したいと言ってくださいました。


なかなか好評だったので、調子にのって第二弾を考えています。

次回もぜひご参加ください。


理科ハウス 山浦 安曇

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2022年2月5日(土) (NO.1050)


やむをえず臨時休館


感染対策をしっかりして、予約制にして、人数も絞って、これ以上やることはないぐらいにして細々と開館していました。

しかし、このところの感染急拡大に伴い、

近隣の学校でも学級閉鎖があったり、

予約していた方の中に、濃厚接触が出たり、

じわじわと迫っている感じがしています。

理科ハウスが、感染の交差点になることだけは避けたいです。


ということで、2/5~2/7は臨時休館することにしました。

突然のスケジュール変更で申し訳ございません。


そのかわりと言うわけではありませんが、オンラインイベントを行うことにしました。

2022年2月12日(土)14時~

●オンラインイベント「ヤンバルトサカヤスデ大発生の謎に迫る!」


zoomによる無料オンライン開催です。

お話する人は、葉山しおさい博物館の倉持卓司さんです。


ヤンバルトサカヤスデ?? は? 聞いたことないよ。

と言う方がほとんどだと思いますが、

実は、このところ三浦半島で大発生しているんです。

もちろん外来生物です。

大発生の知らせを聞き、葉山しおさい博物館の倉持さんが現状を調べました。

理科ハウスもお手伝いしました。

今回のイベントは、その研究発表です。


みなさんにこの聞き慣れない生き物の生態を知っていただき、

外来生物についての認識を深めることができればと思っています。

ご関心のある方はお申し込みください。

オンラインでお会いしましょう。


あともうひとつ、ご案内です。

理科ハウス公式のインスタグラムがスタートしました。

日記には書くほどではないけど、気になる理科ハウス周りの情報を発信しています。

ぜひ、ご登録ください。


理科ハウス公式instagram


理科ハウス 山浦 安曇

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2022年1月24日(月) (NO.1049)


ありえない卵立て


ものすごいことが起ったので報告です。

なんと本日来館した高校生が、秒で卵を立てました!


卵を片手で持ち、そっとテーブルの上に置く。

そのまま手をはなす。

卵が、立ってる!



こんなことってあるんでしょうか。

あるんですね。眼の前で見たんですから。

度肝を抜かれました!


理科ハウスで「チャレンジもの」をやっていて驚かされるのは、必ずすごい技が出てくること。

卵立てでは、いかに早く立てられるか立つまでの時間を競っているのですが、はじめに出した私の記録はすぐに破られ、どんどん抜かされていきます。

記録があると、たいていそれに追いつきたい追い抜きたいという欲求が生まれますので、記録を残しておくことは大切ですね。


こんなすごい技を見せられると、もっとありえないことができるんではないか。

そんな風に思ってしまいます。

今日は、中学生が卵の上に卵を立てられるか、というのに挑戦していましたけど、

さすがにそれは無理でしょ。

いや、決めつけてはいけませんよね。

さっきの「秒置き」だって、ありえたんだから。

理科ハウス 山浦 安曇

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2022年1月17日(月) (NO.1048)


立春の卵


「立春の日に卵が立つ」という話を聞いたことがありますか。

先に言っておきますが、立春の日に卵が立つというのは迷信です。もちろん。

しかし、この話は70数年前まで、まことしやかに信じられていました。

もともとは、中国の古い書に記載されていた話で、新しい年を迎える際、幸運を祈願して行っていた地域もあるようです。


それを確かめようと、上海やニューヨークで実際に実験を行ったところ、本当に春分の日に立ったという結果になり、この話は真実だったということになってしまいました。

そんなはずはないと実験を行い、卵がいつでも立つ理由を科学的に考察して示したのが、雪の結晶の研究で有名な中谷宇吉郎です。

その経緯は、随筆「立春の卵」にまとめられています。(青空文庫で読むことができます)


というわけでやってみました、卵立て。

科学的には立つとわかっていても、やってみると「無理・・・」という気持ちが沸き起こってきます。

テーブルが斜めってるのではないか、卵がとんがりすぎているのではないか、などと「できない理由」ばかり思いつきます。

重心の位置が探せていないだけなのに、他に原因を求めようとする自分がいます。

そして、30分格闘の後、とうとう卵は立ちました!

これ以上の達成感はあるでしょうか。


今日は、この実験をIさん親子にやってもらいました。

すると、25分で立卵に成功!

驚くのはまだ早い、なんと細い方を下にした立卵にも成功!



もう、見た目がすごすぎます。

逆立卵は、さすがに中谷先生もおやりにならなかったのではないでしょうか。


中谷先生は、こう言っています。

「世界中の人間が、間違って卵は立たないもとの思っていただけのことである。世界中の人間が何百年という長い間、すぐ眼の前にある現象を見逃していたということが分かったのは、それこそ大発見である」

立春の卵と同じようなことが、身の回りにはまだまだたくさんあるんでしょうね。


理科ハウス 山浦 安曇

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2022年1月14日(金) (NO.1047)


抽象ヒルベルト空間!?


うれしかったことのお知らせです。

1月9日の日経新聞朝刊に連載されている「うたごころは科学する」で、

坂井修一さんが石原純の歌について書いて下さいました。



私は日経新聞を読んでいなかったのですが、

お友達からお手紙をいただいたり、メールをいただいたりしました。

こうやって教えていただくのは本当にありがたいです。

坂井修一さんは科学と歌の二刀流で活躍されている方です。

科学の言葉が身近にあるので抵抗なく受け入れていただけたのだと思います。

それにしても「抽象ヒルベルト空間」を歌に使っちゃうなんてすごすぎると思いませんか? 

理科ハウス 森 裕美子

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2022年1月8日(土) (NO.1046)


明けましておめでとうございます


8日から開館するぞ! と張り切っていたのですが、

8日から10日まで臨時休館することにしました。

原因は森が風邪をひいてしまったからです。

かかりつけ医に行くのも簡単ではないようです。

そりゃそうですよね。

ひょっとすると新型コロナウイルスにかかっているかもしれないからです。

以前なら

「風邪ひいちゃってね」なんて言いながら開館してたと思うのです。

今はそれはできません。


まあ、普通の風邪でも休むことは、人にうつさないから大事なことですね。

というわけで急に休館になっていて驚かせてしまってすみませんでした。

予約してくださっていた方にも本当に申し訳なかったです。

15日からは開館できると思いますのでよろしくお願いします。

理科ハウス 森 裕美子

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2022年1月1日(土) (NO.1045)


明けましておめでとうございます



理科ハウス 森裕美子・山浦安曇

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